
和をモチーフとしたカーペット「コタン」「ビオンボ」「モノノフ」
日常に、和の余白を。
伝統文様をまとった和柄のタイルカーペット「コタン」「モノノフ」「ビオンボ」は、静けさや気配、そして時間の重なりまでも、そっと足元に映し出します。
和室にも、モダンな空間にも。
現代の暮らしにとけ込む、静かな存在感を持つシリーズです。
PYLEのデザインコンセプト
はじめまして。
私たちは暮らしの景色を変えるタイルカーペットブランド「PYLE」(パイル)です。
色違いを含め60柄を超えるPYLEのタイルカーペットは、「森羅万象から美しさを発⾒する」というコンセプトのもと、風景、シルエット、文化、歴史、物理的な現象など、さまざまなモチーフから着想を得て、それらを50角の中にデザインとして落とし込みました。
1枚1枚にストーリーがあるPYLEのカーペットは、お部屋に敷くことであなたの心をきっとゆさぶることでしょう。
今回は、和柄のタイルカーペットをPYLEのラインナップからご紹介します。
和柄のカーペット
PYLEには3つの和柄のカーペットがあります。それぞれ伝統を重んじながら、モダンの雰囲気も調和したデザインです。
「コタン」Color-すず/藤/藍
和箪笥をヒントに、日本の伝統的な和模様で構成した『コタン』。素朴で淡白な有り様の中に深い趣を感じさせるという意味の「枯淡」を表しました。かすれやライン自体に色味を加えることで、印象に余白を持たせています。伝統とモダンが共存する贅沢な和のデザインは、お部屋の味わい深さを強調します。
「ビオンボ」Color-黒絵/白絵
日本の伝統美術にあしらわれる、金箔や岩絵具のテクスチャー感から着想を得た『ビオンボ』。欧州では「BIOMBO」の名で親しまれる、屏風の奥深い色合いや肌感を表現できるような色味を選んでおり、金箔部分はあえて色を落とすことで渋みを表現しています。趣と上質さを演出するカーペットを是非お楽しみください。
「モノノフ」Color-ダーク/ライト
鉄や革を組紐で綴り合わせて作る、伝統的な鎧飾りを基にした『モノノフ』。「武士」を意味する言葉で、堂々とした佇まいのデザインが特徴的なカーペットです。繊細で趣のある様式美は、空間に和のテイストを加え、落ち着きのある環境を作ります。
デザインイメージ
和柄は、暮らしの中で意味をもって使われてきた、日本独自の模様です。
そこには、祈りや願い、知恵や美意識が込められています。
自然の風景、日々の道具、武具の構造。
身の回りのものから生まれ、かたちとして受け継がれてきました。
今回の3つの柄も、それぞれ「和箪笥」「屏風」「甲冑」に着想を得ています。
実用の中に宿る美しさと、日本らしい静けさをそっと映し出すための模様です。
和柄はどんな部屋にあう?
「和柄」が似合うのは、決して和室だけではありません。
凛とした北欧の空間にも、余白のあるモダンな部屋にも。
自由に敷くことで、あなたの中の“静けさのかたち”が、そっと浮かび上がります。
組み合わせ次第で、昔ながらの日本家屋のような趣にも、静かなギャラリーのような空間にも。
「落ち着きのある部屋にしたい」そんな気持ちに、やわらかく応えるデザインです。
和モダンスタイル
無垢材の家具や、やさしい光に包まれる静かな空間。
そんな和モダンな暮らしには、「コタン」のような和柄がよく似合います。
はっきりと主張しすぎない文様たちが、少しずつ重なり合って浮かぶデザイン。伝統的な意匠なのに、どこか今っぽくて、ナチュラルな空間にもすっとなじんでくれます。
直線の美しさと、にじむような濃淡。
整いすぎない「余白」のある柄だからこそ、部屋に穏やかなリズムが生まれます。
ミニマルスタイル
余計なものを置かない、ひとつひとつの質感を大切にする暮らし。
そんなミニマルな部屋に、「モノノフ」はさりげなく奥行きを加えてくれます。
鎧を思わせる整った柄は、淡い光や陰影と重なって、静かな強さを放つデザインに。モノトーンやベージュを基調にした空間でも、浮かび上がりすぎず、でも確かに空気を引き締めてくれる。
敷き詰めることで生まれる、静けさとリズム。
静かに整う、そんな床です。
北欧スタイル
明るく、ナチュラルで、暮らしに根ざしたデザイン。
北欧スタイルは、日本の住まいとの親和性が高いスタイルです。白壁やオーク材の家具に、抑えた色合いの和柄を取り入れると、文化を超えた心地よさが生まれます。
「ビオンボ」のような静かな金の風合いは、木製の家具やリネンのカーテンと相性抜群。華やかすぎず、静かに空間を格上げしてくれます。
ヴィンテージ/レトロスタイル
古いものの中に、確かな美しさを見つけるスタイル。
和箪笥や古民具、レトロな照明といったアイテムで構成された空間には、和柄のカーペットが驚くほどしっくり馴染みます。
「モノノフ」や「コタン」のような落ち着いた柄は、主張を抑えつつも空間全体のトーンを引き締めてくれる存在。新しさと古さが重なり合い、深みある住まいに仕上がります。
和室スタイル
畳、障子、ふすま──。和柄はここで生まれ、育ってきました。
和室に和柄カーペットを敷くというと意外に思われるかもしれませんが、実は相性抜群。床の傷防止や冷え対策としても実用性があります。
「ビオンボ」の金箔風の煌めきは、シンプルな畳の色味と美しいコントラストを生みます。時を超えて育まれた美意識が、空間に凛とした空気を与えます。
PYLEの和柄をカーペットを敷いてみる
その空間に、ほんの少しだけ“静けさ”と“凛”を。
想像していたより、空気がすっと整って、暮らしに落ち着きがひとつ加わるかもしれません。